糖尿病治療は早期発見・早期治療が大切です。
糖尿病かも?と思ったら、まず、ブドウ糖負荷試験を受けてみましょう。
健康診断で「血糖値が高い」と言われたことはありませんか？
血糖値は常に変動しているので、健康診断等の血糖値測定で異常値が出ても
すぐに糖尿病と診断することは出来ません。
そこで、一定量（75ｇ）のブドウ糖液を飲み、時間を追って血糖値・血中インスリン値・尿糖を測定し、どのように変動するのか調べて、糖尿病であるかどうかを診断するのが、
ブドウ糖負荷試験（75ｇＯＧＴT）です。
空腹の状態で採血・採尿をし、その後75ｇブドウ糖液を飲みます。
30分後・60分後・120分後に採血・採尿を行います。
＊血糖値
＜正常型＞
126 空腹時血糖 110mg/dl未満
負荷後120分値 140mg/dl未満
境界型
110 ＜糖尿病型＞
空腹時血糖 126mg/dl以上
<空腹時>
負荷後120分値 200mg/dl以上
＊血中インスリン値
インスリンは膵臓から分泌され、血糖値を調節する働きをします。
ブドウ糖液を飲んだ後に分泌されるインスリンを測定することにより、
体質的な糖尿病のなりやすさ、インスリンの効きやすさを推定することができます。
●検査は空腹状態から始めますので、朝食は食べずに(水やお茶は可)来て下さい。
●２時間以上かかる検査なので、朝9時までに来院して下さい。
検査を希望される方は下記にお電話いただくか、
看護師にお尋ねください。
